↑ウィーン旅行に連れて行っていただいた時の写真
文子先生のお墓参り!
文子先生のお墓参り
コンサートにはいつも来てくださりました。
偉佐男先生ー!!
なかなか現実を受け入れずにおりましたが、日本人初。ベーゼンドルファーに採用された調律師、吉田偉佐男先生(元国立音楽大学教授)が2024年8月22日に急逝されました。大学卒業後大好きな恩師文子先生のお宅に伺ったら偉佐男先生がいらして夫婦という!衝撃!ウィーンも連れて行ってくださり楽友協会で聴いた弦楽器の響きは今までも忘れられない!衝撃!サントリーホールもオペラシティも王子ホールもベーゼンドルファーを使用すると、調律師の方はみーんな偉佐男先生のお弟子さんという、嬉しい衝撃!ショパンコンクールなど国際コンクールでの調律を担うFazioli越智さんも先生のお弟子さんでありました。全てを語らず、しかし全てを知り尽くし、静かに見守ってくださる、思慮深い方でした。先生のお宅は居心地良くあたたかく、みんなにとって素に戻れる場所でした。伺うと、いつも完璧な素晴らしい調律をしてくださっていて、お茶にしませんかーとケーキとお紅茶。ご飯にしませんかーとお腹いっぱいのお食事。それ以外はいつも終電まで練習させていただいていました。文子先生の亡き後、楽譜やチェンバロも譲っていただき、文子先生にお世話になった分、偉佐男先生に恩返ししたい思いで伺っていたのに結局お世話になっていました。先生が色々心配していたことは、私が生きている限りは大丈夫です。
安心してくださいね。
そして会える時に会いに行く大切さ...身に染みて感じています。まだもっとピアノ聴いて欲しかった...もっと沢山お話したかった...何より先生を思うと、ありがとう...あたたかい気持ちしか出て来ないです。先生。本当にありがとうございました。